日本に住んでいると、年齢によって年金に入ることになります。「どうせ帰国するのに」と思うかもしれませんが、放っておくのがいちばん損です。待ってもらう道と、戻ってくるお金があります。
1. まず「払えない」と「払わない」は違います
- 黙って払わないと、未納の記録が残ります。あとの在留手続きで見られます。
- 収入が少ないなら待ってもらう・減らしてもらう仕組みがあります。申し込めば使えます。
2. 学生納付特例
- 学生で収入が少ない人が、在学中の納付を待ってもらう仕組みです。
- 区役所か年金事務所で申し込みます。学生証や在学証明を持っていきます。
- 年度ごとに申し込みます。一度出せば卒業まで続く、ではありません。忘れる人がとても多いところです。
- 待ってもらった分は、あとから納めることもできます。
3. 働いている人
- 会社の厚生年金に入るなら、給料から引かれます。自分で手続きは要りません。
- そうでない人は国民年金を自分で払います。収入が少ないときの免除の仕組みがあります。
4. 帰国するとき — 脱退一時金
- 日本を出る外国籍の方が、納めた分の一部を受け取れる仕組みです。
- 出国したあとに請求します。しかも期限があります。帰ってから何年も置くともらえません。
- 受け取る海外の口座と、住民票を抜いた記録が要ります。出る前に準備してください。
- 受け取ると、その期間は年金の年数に数えなくなります。また日本に戻って長く働くつもりなら、受け取らないほうがよいこともあります。一度きりの選択です。
5. 国によっては二重に払わなくてよいことがあります
- 国どうしの取り決めがある場合、本国と日本で二重に払わずに済むことがあります。
- 会社から派遣されて来ている人は、会社に確かめてください。
金額・期限・対象は制度で変わります。年金事務所か公式の案内で、今の内容を確かめてください。