働きはじめて1年ほどたったころ、思い出したように請求が来ます。これが住民税です。知らないと驚きます。
1. なぜ遅れて来るのか
住民税は、去年の収入にかかります。そして1月1日に住んでいた市が集めます。
- 去年働いた分の税金が、今年の6月ごろから請求されます。
- だから来日1年目は来ません。2年目から来ます。「急に増えた」と感じるのはこのためです。
- 仕事を辞めたあとにも来ます。今の収入ではなく、去年の収入で決まるからです。
2. 二つの払い方
- 特別徴収 — 会社が毎月の給料から引いて納めます。手間がなく、12回に分かれるので1回が軽くなります。
- 普通徴収 — 自分で払います。納付書が家に届き、年に4回に分けて払います。アルバイトや、会社が手続きをしない場合はこちらです。
3. 納付書が届いたら
- 封筒に、年4回分の用紙と全期分の用紙が入っています。
- コンビニ・銀行・スマホ決済で払えます。
- 期限を過ぎると延滞金がつきます。
- 払えないときは、必ず先に市役所へ相談してください。分割にしてもらえることがあります。黙って放っておくと、給料や口座が差し押さえられることがあります。
4. 帰国するとき
- 出国しても、税金は消えません。去年の分は残ります。
- 帰国前にまとめて払うか、日本にいる人を納税管理人として届け出ます。
- 払わずに帰ると、次に日本へ来るときのビザ審査に影響することがあります。
5. 安くなることもある
収入が少ない年や、失業した場合は、減免の制度があります。自動では適用されません。自分で市役所に相談して申請します。だめでも聞くだけなら損はありません。
税率・減免の条件・納付の期限は市によって違います。お住まいの市の公式案内で確認してください。