働いていると、税金の紙がいくつか届きます。名前を覚えるだけで、こわくなくなります。
1. 三つの言葉
- 源泉徴収(げんせんちょうしゅう) — 給料から税金が先に引かれること。明細の「所得税」がそれです。
- 年末調整(ねんまつちょうせい) — 12月ごろ、勤め先が引きすぎた分を返してくれる手続き。書類を書いて出すだけです。
- 確定申告(かくていしんこく) — 自分で税務署に申告すること。2月中旬〜3月中旬に行います。
2. 自分はどれをするのか
- 1か所だけで働いている → 勤め先の年末調整だけで終わります。何もしなくて大丈夫です。
- 2か所以上で働いている → 確定申告が要ります。掛け持ちのアルバイトは、これに当たる人が多いです。
- 年の途中で辞めた → 年末調整を受けていないので、確定申告をするとお金が戻ることが多いです。
- 医療費がたくさんかかった年も、申告すると戻ることがあります。
3. 源泉徴収票は必ず取っておく
1年が終わると、勤め先から源泉徴収票という小さな紙をもらいます。
- 絶対に捨てないでください。確定申告にも、ビザの更新にも、部屋を借りるときにも使います。
- 辞めた会社からももらえます。もらっていなければ、連絡して送ってもらいます。
- 写真に撮っておくと安心です。
4. 確定申告のしかた
- 用意するもの:源泉徴収票(全部の勤め先の分)・マイナンバー・銀行口座・在留カード。
- 国税庁のサイトで数字を入れると、書類ができます。スマホでもできます。
- 出す方法は、ネット・郵送・税務署へ持参の三つ。
- 戻るお金があれば、1か月ほどで口座に振り込まれます。
税務署では無料で相談できます。2月〜3月は混むので、早めに行くと待ちません。
5. 覚えておくこと
- 申告をしないでいると、ビザの更新で不利になることがあります。税金をきちんと払っているかは見られます。
- 払いすぎていることも多いので、申告すると戻るのがふつうです。損をしないために出しましょう。
申告の期間や必要書類は年によって変わります。国税庁の公式案内で確認してください。